データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【ドラフト2016】柳裕也(投手・明治大)

プロフィール

柳裕也(やなぎ ゆうや)


2015ユニバーシアード 明大・柳裕也投手8奪三振 対USA

生年月日:1994年 4月22日

180cm 80kg

右投右打

最速148km

宮崎県出身 横浜高ー明治大

 

データ

・3年春・秋のリーグ戦成績

16試合 7勝5敗 99回2/3 防御率2.08 WHIP1.06 K/BB3.44

被安打率6.68 奪三振率9.93 与四球率2.89 

 

・有原航平(日本ハム)の大学3年春・秋のリーグ戦成績

15試合 6勝4敗 93回2/3 防御率1.73 WHIP0.95 K/BB3.89

被安打率6.73 奪三振率7.11 与四球率1.83

 

野村祐輔(広島)の大学3年春・秋のリーグ戦成績

16試合 7勝4敗 97回1/3 防御率1.66 WHIP0.96 K/BB6.13

被安打率7.21 奪三振率8.51 与四球率1.39

 

柳投手は全体的に安定した指標の中で、奪三振率が高いのが強みになってますね。

過去に同一リーグでドラフト1位指名された、有原投手・野村投手と比較すると、防御率や与四球率ではやや劣ってますが、被安打率・奪三振率は勝っており、有原投手・野村投手の3年時よりも打者を打ち取る能力が高い数値になっています。

現時点では有原投手・野村投手ほどの球速が出て無いにも関わらず、打ち取る力に長けているのは柳投手の投球の質が高いということかもしれません。

 

投球考察

最速148km 変化球はカーブ・カットボール・チェンジアップを投げます。

直球は綺麗な真っすぐを投げていて、球速以上のノビがあります。加えてカーブやチェンジアップを織り交ぜた緩急のある投球ができているので、打者はなかなか的を絞りづらいでしょう。

変化球の制球が良くまとまってるので大崩れしにくく、投球の組み立て方をよく考えて投げているように見えます。

フォームはテイクバックが小さく、高い位置から振り下ろすため角度もあり、打者視点だとタイミングを絞りづらいフォームになっています。

クイックや牽制なども上手く、投手としての基本能力がしっかり備わっていますね。

 

将来性・タイプ

直球と変化球を織り交ぜて打ち取っていく投球スタイルは先輩の野村祐輔投手とよく似ていますね。

投球の組み立ての上手さを見てると完全に先発タイプです。

ただ今の段階だとプロで活躍するには直球がもう1つ球威を増したり、効果的な変化球の球種を増やしていく必要があると思います。

今の段階ではまとまった安定した投球ができてますが、プロでは研究されて対応される可能性が高いです。

先輩の野村投手にしても、球種が豊富でどれもキレがあったのでプロ1年目から活躍していましたし、プロで勝てる投手になるには安定感だけでなく絶対的な武器が欲しいですね。

 

ドラフト指名予想

現時点ではドラフト上位候補でしょう。

安定感のある投手なので即戦力として考える球団もあると思います。

ただ球威や変化球でさらにレベルアップしないと、ドラフト単独1位指名クラスは難しいかもしれません。

投球術の良さはプロでも通用する素質がありますので、あとは個々の能力を高めることがプロで更に活躍していくことに繋がるでしょう。

 

  

☆他のドラフト候補一覧はこちら

【スポンサーリンク】