データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【ドラフト2016】吉高壮(投手・明石商)

プロフィール

吉高 壮(よしたか そう)


明石商業vs大阪桐蔭 ダイジェスト(2015/秋季近畿地区大会・準決勝)

生年月日:1998年10月18日

171cm 73kg

右投左打

最速 142km

兵庫県出身

データ

15年秋 近畿大会成績

3試合 24回 防御率1.88 WHIP1.75 K/BB0.87

被安打率10.13 奪三振率4.88 与四球率5.63

 

近畿大会ではほとんど1人で投げ抜きました。

防御率は良いですが、被安打率・与四球率が高く奪三振率が低い、あまり良くない内容でした。

特に準決勝の大阪桐蔭戦では立ち上がりで四球を出し、味方のエラーも絡み5失点してしまい、安定感に課題がありました。

県大会では抜群の制球で被安打も少なかったということなので、調子の良し悪しが大きく影響していますね。

大阪桐蔭戦では失点は初回だけなので、立ち上がりを改善すれば投球自体は悪くないでしょう。

 

投球考察

セットポジションからゆったりと踏み出し、身体を大きく使った力強い腕の振りで投げ込みます。

テイクバックはやや小さめで身体の開きも抑えられていて、球の出どころとタイミングを分かりづらくしています。

力強いフォームですが、投球ごとにフォームにブレが見えるので、その点が安定感を欠く原因かもしれません。

最速142kmで低めを意識した投球ができています。

変化球はスライダー・スプリットなど落ちる球を使い、三振を取れるキレがあります。

制球も良いので、状態が良ければ高校レベルでは他の上位指名候補の投手と同じくらいの内容を出せるでしょう。

課題としてはやはり安定感ですね。

好不調の波と、立ち上がりの投球は改善が必要です。

 

将来性・タイプ

直球の球威と変化球のキレは、プロのスカウトも注目するレベルだと思います。

身体も大きいですし、こういうタイプは試合経験を積ませていけばどんどん成長していくでしょう。

将来的には打ち取るスタイルや、三振を取るスタイルなど、様々なパターンの投球ができるようになっていけると大きな強みですね。

 

ドラフト指名予想

今のところ下位指名・育成指名が濃厚でしょう。

球速が145kmを超えてきたらさらに評価が高まってきます。

個人的には大学・社会人へ行くよりもそのままプロ入りした方が良いと思います。

今のところ足りてないのが実戦経験だと思うので、早めにプロの2軍戦に出していければ成長スピードが早く、結果的に1軍で投げれるのも早くなると思います。

2軍での出場機会が多い球団に入れると良いですね。

 

センバツ後の記事はこちら。

www.hamanontan-baseball.com

 

 

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