データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【ドラフト2016】上出拓真(投手・札幌第一)

プロフィール

上出 拓真(かみで たくま)


【2015明治神宮大会】関東第一VS札幌第一 ダイジェスト版

生年月日:1998年 8月13日

182cm 70kg

右投右打

最速 138km

北海道出身

データ

・15年北海道大会成績

4試合 34回 防御率0.26 WHIP0.71 K/BB3.88

被安打率4.24 奪三振率8.21 与四球率2.12

・15年神宮大会成績

2試合 12回 防御率5.25 WHIP1.92 K/BB1.00

被安打率11.25 奪三振率6.00 与四球率6.00

 

比較:山崎颯一郎(敦賀気比

・15年秋 北信越大会成績

4試合 32回 防御率1.13 WHIP1.03 K/BB1.64

被安打率6.19 奪三振率5.06 与四球率3.09

・15年秋 神宮大会成績

3試合 19回2/3 防御率3.66 WHIP1.27 K/BB3.29

被安打率8.24 奪三振率11.50 与四球率2.74

 

北海道大会の成績は完璧な内容ですね。

最速138kmですが、被安打、奪三振、与四球のどれをとっても完璧に近い成績で、打者が全く対応できてないことが分かります。

ただし神宮大会では北海道大会の投球ができておらず、スタミナ面の弱さや全国区相手の投球はまだ改善点がありそうです。

長身で速球がそれほど球速がない山崎(敦賀気比)投手と比較してみると、地方大会では上出投手の方が良いですが、神宮大会では山崎投手の方が良いですね。

上出投手と山崎投手の違いは、スタミナ面や三振を取れる変化球の球種・キレですね。

 

投球考察

球速をカバーするためにフォームを工夫してるのが良く分かります。

身体の開きを抑えるために左手をうまく使っていて、なおかつテイクバックを小さくすることで出どころを隠しています。

これなら体感だと140km台ほどかもしれません。

変化球は縦に大きく曲がるスライダーが良いですね。

このスライダーをもっと制球していけるようにすれば、三振も取れる球になってくるでしょう。

ただしこれ以外の変化球で目立ったものが無いので、球種を増やすことは大事になってくると思います。

神宮大会では大事な場面での制球ミスが目立ったので、大舞台で結果を残すにはメンタル面も強化していかなければならないでしょう。

 

将来性・タイプ

球威や内容ではまだドラフト候補として評価されるほどにはなってないですね。

ただし直球の質や落差のあるスライダーなど、武器となるものは持っているため、時間をかけて育成していけば好投手になれるかもしれません。

体格に比べるとやや細身ですし、体重増やしていけばまだまだ球威もつけられると思うので、最初は身体づくりからでしょう。 

現時点だと制球を売りにした投手になっていきそうです。

こういう投手は三浦大輔山本昌のようにベテランになっても活躍していけるので、焦らずじっくりと育てていくべきでしょう。

 

ドラフト指名予想

下位指名か進学・社会人入りが濃厚でしょう。

現時点でプロ入りできるできないはあまり気にする必要は無いですし、大学や社会人でじっくり経験を積んでいってからでも全然遅くないです。

基礎から1つ1つじっくり鍛えていき、経験を積んでからでないと活躍できる投球は難しいと思いますし、時間をかけてからプロ入りした方が結果的にプロで長く活躍できると思います。

 

☆他のセンバツ出場選手一覧はこちら 

 

☆他のドラフト候補一覧はこちら

【スポンサーリンク】